こんにちはkenji(@kenji)です。
10月下旬に入り一気に冷え込みましたね〜。今まではシャワーのみでしたがこれからはゆっくりと湯船に浸かりたい時期ですね。
そこで今回は家の風呂フタをひのき板に替えた事で快適なバスタイムを実現できたのでご紹介したいと思います。
一人暮らしの方から家族の方まで全ての風呂好きの方にご覧いただければ幸いです。
最初に申し上げますが格安で簡単に自分で作れます。(作れますというとDIYかと思われますが違いますからね・・・・)
ひのきの特徴
ひのきとは日本を代表する針葉樹で杉と共に有名な木です。またひのきは「檜」と「桧」と二つに漢字が使われておりますが「檜」は旧字体、「桧」は新字体でどちらも正しい字です。
ひのきは住宅建材によく使われており耐久性や耐水性に優れており木目が美しいのが特徴です。
またひのきにはたくさんの効果があります。
- リラックス効果
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ひのきの香りはリラックス効果がありストレスを軽減するのに役立ちます。
- 抗菌・抗ウイルス効果
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ひのきには抗菌・抗ウイルス作用があり、空気中の微生物を減少させる効果があります。
- 気道の健康
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ひのきの香りを吸い込むとで気道を浄化し呼吸器系の健康を保つことが期待されます。
- 免疫力の向上
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ひのきには免疫力を高めることを助ける成分が含まれていると言われております。
他には殺菌力や消臭力も優れていています。
ひのきのデメリットは油分が多いため塗料が吸収しにくく着色が難しい所です。裏を返せばそのままの「ひのき」を楽しめるとも言えるでしょう。
風呂ふた【ひのき】のメリットとデメリットは?
通常の浴槽や風呂ふたの材質は?
「ひのき風呂」というと木の香りで包まれ贅沢な空間とリラックスできるお風呂で有名かと思いますが通常、家の浴槽と言えば人工大理石とFRP(繊維強化プラスチック)で作られているのが主流です。
人工大理石はポリエステル系とアクリル系に分けられ、アクリル系の方が衝撃に強く光沢があり、その分価格も高めです。 FRPは、ユニットバスでよく使われている素材で価格は人工大理石よりも安めになっております。
これをひのき風呂に交換となれば数十万円かかる費用が必要です💦
風呂ふたはポリプロピレンが多いですが数年使っていると溝の部分や端からカビが生えてき又ヌルヌルとした水垢や雑菌が付着してきます。
年末の大掃除の時にいつも洗剤かけながら洗ってましたが中々綺麗に落ちません。数ヶ月するとまたカビとヌルヌルが繁殖してきます。
こうした中、風呂ふたをひのき板に交換するだけで十分快適な贅沢なお風呂に変わります。
毎日にお風呂に浸かるのが楽しみになります^ – ^
【風呂ふた】ひのき板にするメリットは?
- カビなどの雑菌がつきにくい
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ひのきには抗菌性があるのでカビなどが付着しにくいです。
- 安価で設置できる
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ホームセンターで通常の風呂フタは4000~1万円ほどしますがひのき板の場合は全て揃えて7000円程度です。
- リラックス効果が期待
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お風呂に入るとひのきの香りが漂います。また風呂フタを開けるとさらに香りが増します。リラックス効果間違いなしです。
- 見た目もお洒落!
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ふたを木目に統一することで高級感が出てお風呂場全体がお洒落に感じます。
- 保温性が高い!?
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個人的見解ですが、以前のシャッター式風呂フタ(プラスチック製)を使用していた時よりも風呂温度が高いまま保温されているように感じます。
【風呂ふた】ひのき板のデメリットは?
- カビやぬめりが繁殖!?
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ひのき板も全くカビやぬめりが出ないわけではありません。時間の経過と共に多少黒ずんでいきます。
- 水垢による木の変色が起こる
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当初、購入した時から木の色目が変わってきます。だんだんと赤みががった色になるかと思います。
- 開け閉めの手間・収納のしにくさ
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1枚ごとの板が少し重たいので開け閉めが手間に感じるかしれません。また折りたたむ事ができないので入浴中は板を重ねて置く形になります。
- 反ってくる
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自然の木を使用していますので湿気や水分で多少の反りは発生いたします
風呂ふた【ひのき板】に替えるには?
それでは交換方法をご紹介いたします。(大した事ではありません。とっても簡単です・・・・(^o^)/)
家の浴槽をメジャーで測ってください。私の家の場合は740✖️1550でした(ミリ単位)。ポイントは横幅を10㎜ほど大きく記録することです。(実際に740でしたが板は750にしました)
理由は「手がひっかけやすい」これだけです。
サイズを測れば近くのホームセンターの木材売り場で行きましょう。
色々な種類の木材が置いてますが今回は「ひのき」一択。長さは気にせずに幅と厚みを計算してください。
またひのきの「集成材」も置かれておりますが「無垢のひのき」がおすすめです。
私が購入したのはサイズ(21✖️200✖️1870を3枚と21✖️150✖️1870を1枚)でした。
ホームセンターにもよりますが木材コーナーにはパネルソーという切断機があり、買った木材を1カット数十円でカットしてくます。会員に入れば10カットまで無料でしてくれます。
私は買った物すべてを750にカットしてもらいました。(1870あるので2つ取れます。端材は持って帰ります)
購入してカットした板は角がトゲトゲしいので紙やすりで柔らかくしてください。木材コーナーにDIYコーナーがあるお店ではそこで紙やすりを購入してゴシゴシをすればOKです。
紙やすりは100円〜300円ほどです。目の粗さは中間ぐらいを選ぶと良いでしょう
以上で完成です。
とっても簡単ですよね^ ^
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ひのきの購入サイズや費用は?
ひのき板を購入するときに迷うのがサイズ。これは私もホームセンターに来てから悩みました。
私がおすすめするサイズは幅180〜220ミリ 厚み18~22ミリ です。(長さは後でカットするので浴槽の幅以上あれば問題なし)
幅は大きくなく小さくもなくで決めました。大きすぎると「フタの開け閉め」がしんどくなるかと思います。又小さすぎても「何枚もふたを並べることになる」のでこれも手間かと思います。
厚みは最初9〜12ミリでいいかと思ったのですが18ミリ〜22ミリになると重厚感があり又浴槽にひのき板を置いた状態なら上に乗って天井掃除ができるが利点です。(滑って転倒する危険もあるので十分注意が必要ですが)
費用は全部で7000円程で揃いました。購入サイズにより若干前後はするかと思いますがこれぐらいで大丈夫です。
22✖️200✖️1870が1800円 = 3本 22✖️150✖️1870が1500 円 = 1本 合計6900円(税抜)でした。
あと紙やすりが300円で、木材カットは無料(アプリ会員になっていたので)。
これで740✖️1550の浴槽にふたが揃いました。(板は750✖️1500になります)
実際の我が家の浴槽です^_^ 今で約1ヶ月経ちました。
我が家の浴槽はフラットではなく少し真ん中だけ湾曲しております。
又、多少板が反っているのがわかるかと思いますが、「ひのき板の風情」と考えれば全然OKです。
ひのき板に替えた後はどうなった?
現在、ひのき板に交換してから1ヶ月がたちました。半年、1年と年月により状態がどうなっていくのかわかりませんが今現状をお伝えいたします。
- 香り
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最初1週間はすごく香りがします。その後だんだんと薄れてきますがフタを開けるとフワッと香りはします。
- カビや雑菌
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目立ったものはありません。よく見ると少し角に黒い物がついていますが気になる程ではありません。(あと緑色の雑菌も端に少し浮いてます)
- 反り
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上記写真を見てもらえればわかりますが少し反ってきております。購入時にすでに反っている板があったり、厚みや湿度などでも変化するかと思いますが。
- ぬめり
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まったくありません。
半年経った現在【追記】
このブログを書いてちょうど半年が経ちました。上記で1ヶ月後のコメントを記載しておりますが果たして半年経った今はと申しますと・・・・・
- 香り
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香りが全くしなくなりました。風呂フタを取った時に板に顔を近づけてほんのり桧の香りがする程度
- カビや雑菌
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小口面に多くの黒いカビが出てきました。(ただ気になるほど嫌な感じではないです)
- 反り
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反りは1ヶ月の頃となんら変わりません。最初の頃だけでしたね。
- ぬめり
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干さないと滑りは多少ついてきました。
ホームセンターでカンナを購入!!実際に削ってみた
先日とてもいい天気だったので板を干して乾かしカンナで削ることにいたしました。ホームセンターで1000円程で売っていたので購入
ネットで調べると素人は替え刃タイプがいいとのコメントがあったのでこれを購入しました。高ければ躊躇しましたが1000円であの香りが蘇ると思えば安い出費かと思いワクワク^_^
さぁ家で削るぞ〜と思った時になんとプラスドライバーがない💦替え刃式カンナはネジで締め付けを調整するのでプラスドライバーが必須なのです。
仕方なく近くのダイソーでプラスドライバーを買いにいきました。(皆さん注意してくださいね)
家に戻り初めてのカンナでを実際に使ってみると・・・・激ムズしかも上手く削れない!!
テレビの世界でよく木工職人が「シャー」と削って鰹節みたいな木が削れるイメージがありますが実際にはできないです。
刃の出す調整が微妙で力加減も絶妙な入れ方をしないと上手く削れません。また1000円で買った替え刃式なのでよく動くんです刃が・・・う〜んやばいでもやるしかない(>人<;)
1時間悪戦苦闘した結果はこちら・・・・
汗ダラダラかきながら削りました💦見た感じあんまり変わってないかもしれませんが小口や表面を薄く削りました。
結論、綺麗に削ることは不可能に近いことがわかりました。ただ小口やカビの出ている箇所を削ることはある程度できたので良かったのではないでしょうか。
あとは片付けですがこれがまた面倒で木屑なので舞うのです。かき集め作業も一苦労です😅
あとは軽くペーパー掛けをして作業完了!!
その日の晩のお風呂タイムはどうなったかと言いますと・・・・・香りが少し復活してる!!
削れ跡やカビは残ったままですが桧の香りが少し蘇ったのです(もっとカンナで上手く削れれば良かった・・・)
苦労した甲斐ありました( ◠‿◠ )
普段のメンテナンスは?
天気の良い日に外で乾かすだけです(今回は半年経ったのでカンナで挑戦してみました)
カンナ以外に他の方法で表面や小口を削るのにおすすめは「鉄ヤスリ」かと思います。しかしこれは小口面だけに有効であって表面はできないので注意が必要です。
カンナも素人では全く上手く削れませんので「香りを少し復活させるため」だけに考えた方がいいかと思います(実際に経験してわかりました)
最後までご覧いただきありがとうございました。
市販でも風呂フタは売られていますが結構高いですし、なんといっても自分で作った「風呂ふた」なので愛着沸きますよ。家族にも喜ばれること間違いなしです。
一緒に快適なバスタイムを過ごしましょう。